インターン探しで文字通り七転び八起きした話
みなさんこんにちは。
今日はアメリカのインターンについて。
私のリベラルアーツの大学では卒業するのにインターンをしなければいけなくて。
3年生くらいから死ぬほど心配していて1ヶ月ほど前にやっとインターン終わりました。バンサイ🙌
そこの道にたどり着くまでだいぶ苦戦しました。合計で30くらい申し込みました。
そのうちの8社書類は通りました。と聞くとまあまあいい数字じゃん?と思うかもしれませんがそのうち7社ダメになりました。ということで七転び八起きです😅
しかも日本ではありえない理由で。
当時はかなり落ち込んでましたが、とりあえずインターンが終わったので笑い事になってるあたりすごいポジティブな人間です。
もちろんアメリカ出身の学生よりも立場が弱いので予測はしていましたがここまで面倒だとは思いませんでした。
アメリカの仕事探しは日本で就活やインターンしてる方々と比べてまた違う大変さがあると思います。
私のアメリカのテキトーさに振り回される不運を面白いと思っていただければ幸いです。
七個も読みたくな〜い、という方は四個目と六個目読んでください。一番強烈なので。
1転び目:高級ジュエリー店の経理と日本語翻訳
はじめに書類が通ったのはこのお仕事。
大学の教授の知り合いがジュエリー会社に働いていて日本人を探しているとのことでレジュメをその方に送りました。
数日後、電話でインタビューをしたいと連絡をいただき、電話で30分ほどお話させていただきました。
話の最後に来週はCEOと話をして欲しいからまた連絡をする、と言われ電話を切りました。
そしてそれから一週間がたち、2週間が経ち......
音信不通に😂
今まで日本で選考の途中で連絡が途切れるなんてことが起きたことがなかったので驚き。
2転び目:アニメの翻訳
この仕事は友達伝いで知った仕事。
ストリーミング用にアニメの翻訳をやる仕事。半分リモート(オンラインの仕事)だったのでフルタイムの学生にちょうどよかったので申し込みました。
前にも翻訳を少しやっていたことを伝えると次の週の月曜日に軽く話したいと言われ。
いいですよ。何時ですか?と聞いて返信を待っていたら音信不通に。
なんでやーい🙋
ということで書類は通りましたがなぜかインタビューにたどり着かず。
3転び目:オーガニックのスキンケアブランドでの広告インターン
ブランド名は知らなかったものの化粧品に興味があったので求人サイトで申し込んでみたインターンです。
書類選考が通り採用担当の方と何回かやりとりをしてインタビューの日にちを決めることに。
最初に向こう側に提示された時間は授業があったので時間を変えられないかお願いしたところ音信不通に。
どこか失礼なところがなかったかネイティブの友達にも確認してもらいましたが問題なし。
そのあとも連絡をとってみましたがそれでも返信がかえってこなかったので未だに謎です。
4転び目:ファッション系広告のインターン
友達から教えてもらったファッション系の仕事を扱う求人サイトで見つけた仕事。
採用の方にもすぐ連絡をいただき、Skypeを使ってのインタビューが決定、日時も決まりました。
やっとちゃんとインタビューしてもらえる!!!!💪とめちゃめちゃテンションが上がっていました。
部屋の中でメイクもちゃんとして、服装もビジネスカジュアル、パソコンの目の前でイヤホンをさして10分前に準備万端。
予定の時間から10分経ちました。(いや、ちょっと忙しくて遅れているんだろう)
20分。(もうちょっと待ってみよう)
30分。(予定的には終わる時間。これはおかしい。)
ということで30分パソコンの前に座っていてかかってきませんでした。
担当の方にEメールもしましたが連絡は帰ってきませんでした。
5転び目:広告会社のマーケティングインターン
この仕事も求人サイトで見つけました。
結構知られている広告会社でしたが他の募集よりも申し込みのフォームが細かかったため、申し込む人数が少ないと踏んで頑張ってフォームを書きました。
一週間くらいして会社に来て対人面接をしたい、と言っていただき会社訪問。
ドッグフレンドリーで理想的なオフィス。面接も無事に終わり、二次審査の課題を渡されました。数日かけて課題に取り組み、担当の方に期日前に添付して送り、受け取ったことを確認していただき、数日後に結果を報告するとのこと。
その後連絡来ず。この選考は多分(はじめて)まともに落ちました。
6転び目:ヘア系スタートアップのマーケティングインターン
一番ダメージが大きかったのがこのお仕事の募集。
他の仕事は基本LinkedInやindeedなどで見つけたものでしたが、この仕事は会社の経営者をインスタでフォローして見つけたインターンでした。
まだスタートアップですが若者に人気な会社なので応募が多いと思っていたのですが比較的早くインタビューの案内が届きました。
Facetimeでのインタビューが決定し、日時もきちんと確認しました。
さて、そのインタビュー当日。
とりあえず30分電話がかかって来ませんでした。
どうしてもこの機会は失いたくはなかったのでインタビューがあったはずなのに電話がかかって来ない旨をEメール送信。
数分後に「今ちょうど電話かけようとしてたから待ってて!」と言われもう30分待ちました。
それでもかかって来ないのでもう一度Eメールを送ったところ衝撃の返信が。
「ごめんなさい、今ちょうどインターンのポジションが埋まっちゃったの。」
私がレジュメを送るのが一歩遅れたわけでもなく、予定していた面接を予定の一時間後に断られたんです。
よくわからないです。他の人を同じタイミングで面接していたのか。
経営の方もちょっと尊敬していた方だったのでショックでした。
さすがにこの時は一週間ほど沈んでいましたね。
7転び目:スキンケア会社のソーシャルメディア
これは3転びめとはちがう会社ですが全く同じ転び方をしました。
そして後々知った話ですが、会話をしていた担当の方は友達の元同僚であまり返信をする方ではないそうで....とほほ。
世界は狭いですね。
で、肝心のオファーをもらえたのはファッション系のイベントにてマーケティングのインターン。
他の7つのお仕事よりもあっさりと決まりました笑
募集要項は短く好きな仕事を選んでいい様子だったのでマーケティングをやりたい意思を伝え、レジュメを送りました。
インタビューもすぐ対応していただいたんですがその時判明したのがそのイベントに向けて日本語を話せる人を探していたとのこと。
インタビューというよりも本当に会話のような面接の後、お仕事ゲットしました。
こういうのはやはり運命も関係あるんだな〜と思いました。
それでは、七回も転んでしまった私が学んだことをまとめます(何様)。
アメリカの会社はとりあえずテキトー
申し込んでも日本でいう「お祈りメール」さえも基本こないアメリカ。
その仕事のポジションが埋まっているにも関わらず求人サイトにまだ載っている、なんてことも多々あります。
普通にレジュメを送ってから1ヶ月以上採用担当にみてもらえないことも。
とりあえず自分のせいでは無い、仕方がないということを自覚する
これだけよくわからないフラれ方をされると色々精神的にも沈みます。
でも、それで自分に何かが足りないと思わないこと。
先ほど言ったように基本テキトーなのでそれをいちいちしていたらいくつ心があっても足りません笑
これには友達に言われたことですが特にLAなど人の多い都市は仕事の競争力が高く、経験のある人もエントリーレベルの仕事にも応募します。
アメリカは特に日本のように新卒の採用時期などがなく仕事が出てくる時期はバラバラ。ということは皆仕事が決まる時期もバラバラ。
こればかりはタイミング。
コネクションを使うと仕事をゲットする確率アップ
いわゆるコネってやつですが。
インターンや仕事がなかなか見つからない時は教授などに仕事を紹介してもらえないか聞くといいと思います。
求人サイトなどで申し込むよりも知り合い伝いで採用担当の人に直接レジュメを渡してもらえたりするので怖がらず聞いてみるべし。
フォローアップを大切に
よくあるのは採用担当の人が連絡を忘れている場合(日本じゃありえない)
最初の方は自分から結果はどうですか?と聞くのがなんとなく失礼な気がして連絡するのを憚っていました。
でもこちらからフォローアップで連絡するのがアメリカでは一般的。
申し込んだのに一週間以上経っても音信不通の場合は、最後に連絡をとった日(または申し込んだ日) 、自分の軽い自己紹介、申し込んだ職種などを添えて長すぎないEメールを送ることをオススメします。
私のようにインタビューの存在すら忘れられた場合は30分ほど待った後に担当の方にリマインダーとして予定があったことと、リスケができないか聞いてみるといいです。
もっと早く更新するはずがほぼ年末になってしまいました。
もう一個くらい年越す前にかけるといいな。
更新できなかった場合、みなさん良いお年を👋
ではまた。