LAでコロナに追われながらアパートハントした話
みなさんこんにちは
今世の中大変なことになっていますが、みなさんちゃんとお家にいますか?
LAではself-quarantine(自宅隔離)、外出禁止が出て引きこもり生活二週間がたちます。
そして実は私は正式に一週間半前に引っ越しをしました👏
2ベッドルーム1バスルームのアパートで大学一緒だった友達と住んでいます。
日本でいうと2LDKというところでしょうか。
ということで今回はアパートを探して引っ越すまでのプロセスを書きたいと思います。
そもそもなんでこんな世の中が終わりそうなタイミングで引っ越しをしたのか、
というところから。
1月末まで私は日本に帰っていまして。今一緒に住んでることはアパートを探そう、という話がなんとなく出ていて、お互い一軒家の一部屋を借りていてリースの期間があるわけでもなかったのでまあ5月くらいまでにできればいいよね、と呑気に話していたんです。
で、1月末。アメリカに帰ってきてなんとなくオーナーと話をしていたらいきなりの衝撃的発言。
「あ、そういえば3月末に家を売ることになったの。そこまでに新しいとこ探せそう?」
そういえば!?
普通2 months noticeと言って家から出て行って欲しい時大家さんはフルで2ヶ月テナントに準備期間をあげなきゃいけないというルールがあるのですが私が与えられた時間はおおよそ1ヶ月半...
その時冷静を装って大丈夫とか言いましたが内心めちゃくちゃ焦りました。
てことで急遽予定変更で3月末入居目標でアパート探しが始まりました。
探す前にルームメイトとアパートの条件を決めました。
- 2ベッドルームのアパート(お互いのスペースが欲しいから、友達と揉めたくない)
- 駐車場が付いているところ(私が車を所有していてLAの路駐でずっと停めていられるところが少ないから&安全のため)
- バスや電車から近いところ(友達が車を持っていないため)
- バスルームは1つでよし
- 家賃の予算は1人月850ドルくらい(家賃のみで、光熱費は除いて)
- できれば木製の床(カーペットが耐えられない、掃除がしにくい)
- ある程度安全な地域
- ダウンタウンなどアクセスが良いところ(今まで私が一時間半ほど運転してダウンタウンに行っていたから)
と最初に決めた大体の条件
冷蔵庫とコンロが付いているところ、というのもあとで足しました。
これはアパートの下見をし始めてから気がついたことで、いろんなアパートで冷蔵庫がなかったり、コンロがなかったり、両方ともないところも。
コンロとかオーブン付きの買ったら5万するんですよ!?ということでコンロは絶対。
色々調べて冷蔵庫は頑張って中古で買って2万くらいで手に入ることが判明したのでできれば、くらいの感じで探しまいした。
次はどうやってアパートを探すか?
お互いLAのアパートに住んだことがなかったのでとりあえずYou Tubeでリサーチ
もっとも参考になった2本の動画がこちら
どちらも有名なインフルエンサーですがわかりやすくLA不動産市場のカオスさを説明してくれています。
二人が動画で言ってることをざっくりまとめると
- 1つのアパートに対する競争率が高い
- Zillow, Apartmenet.com, Craigslistなどの不動産ウェブサイトで予算で条件を絞ってなんとなくアパートを探す
- 好きなエリアを見つけたらその周辺を歩きまくって"Vacancy(空きあり)"の看板を探し電話をかけまくる(もちろんオンラインでもアパートは見つけられますがネットに広告を出さない大家も多いため歩いて探すことで競争率の低いアパートを見つけやすい)
- 気に入ったところがあっても不動産のレビューなどをチェックする(デポジットなど盗まれる、メンテナンスが悪いというケースもあるため)
- 自分がちゃんと家賃を払えるという証明できる書類はあらかじめ用意しておく(Credit score, 銀行口座残高, 給与明細などなど)
私たちはアパート決めるまでに1ヶ月半、そのうち二人で会って下見などした日にちの合計は9日。この期間だいぶアパート探しに精神注いでました。
具体的に私たちがどうやってアパートを見つけたか説明します。
まず最初の2日は住みたい地域をひたすら歩き回り、アパートの外の看板に出ている看板に書いてある不動産会社をひたすらメモりました。
例えばこんな感じの看板。
大体電話番号かウェブのリンクが書いてあります。
もしVacancyのサインが書いてないとしてもメモります。大体の不動産会社(特に小さめの会社)は同じエリアに物件を持っている場合が多く、電話やE-mailで自分の探している物件を問い合わせすると出てくる場合があるんです。
地域散策を終えて3日目からは一日3軒ほどのアパートのオープンハウス、ツアーをしまくっていました。冷静に計算すると合計で20軒以上見ましたね。多い。
毎回会うたびにスタバで朝9時に集合、お互いにApartments.comとかZillowで見つけた物件を見て電話をかけまくってツアーの予約をする、というとこをしていました。
五日目くらいには気に入った物件もありましたが、いい物件はすぐ無くなって行きました。
アパートのオープンハウスに一気に10人くらい見にきたり、物件見た次の日にアプリケーションを出そうとしたらもうリスティングから抜けていた、ということも。
中には「前のテナントが出て行ったばかりでリフォームしてないけど見てって」と言われ中に入って前の住人のものが散乱していてドン引いた物件、階段が歪んでいて亀裂入ったら足がハマるんじゃないかと心配になるところもありました。
お互い1年は住むところ(リース期間がだいたいそのくらい)、というのもあってできるだけ妥協したくなかったので探し回りました。
最終的に8日目にみたPasadenaの物件2つと最後の日に行ったEast LAのオープンハウス、合計三軒にアプライしました。
アプライの仕方ですが、人によって色々あります。
私たちがアプライした3つのうち2つはオンラインでした。長々と30分くらいかけて質問に答えて自分は怪しいものではないという証明します。その場合書類などもPdfでアップロードします。
残りの一つはEメールでした。他にも実際書類を直接渡さないとダメ、というところも。
そしてアプライの時にはアプリケーション料がかかります。平均で$20くらい。1世帯当たり、というところもあれば大人1人につき払え、というところもあります。私たちはただの友達なので一人ずつアプリケーション料を支払いました。このお金はだいたい自分のバックグラウンドチェックに使われます。クレジットスコアなどをみて支払いなどちゃんとすませてるか、というのを見られます。
アプライをし終えてよし!あと待つだけ!って思って余裕ぶっていましたがここがなかなかストレスでした。
とりあえずいつ返事がなかなか帰ってこない。
さっきも言った通り一つの物件に対して大勢の人がアプライしています。そして私も今回まで知らなかったのですが、不動産は法律上バックグラウンドチェックを一人ずつしかできないらしく、毎回電話をかけるたびに「あと何人まえにいるから待って」と言われました。
3件アプライしてから四日くらい経ってからEast LAの物件から「保証人になってくれる人いる?」という電話がかかってきました。
お互い大学出たばかりの貧乏人で収入が向こうの基準に達してなかったんでしょうね。
LAのアパート事情本当に厳しくて信頼してもらえないと住ませてくれないんです。
とりあえず私の父に保証人になってもらいました(すねかじりごめんなさい)。
本当なら自分でお金が溜まった、自立だーってアパート借りたかったんですけど、住んでた家を売られるというのとコロナに追いかけられていたのでねw(というか保証人受け付けないという不動産が多い中、海外にいる人を保証人にして良いと言ってもらえたのも奇跡でして)
そしてその2日後にその物件からオッケーが出ました。
同日に他の2つの不動産に電話をして見たところ一つ目は「今日中に答えが出せる」、二つ目は「君たちまで1組だからすぐ結論が出る」とのこと。
3日待ちました。
連絡来ませんっっっっっっっっっ
さすがアメリカ。(褒めてない)
ということでEast LAの物件に決めました。
なんなら二週間以上経った今でも
連絡来ないっっっっっ!!!!
このコロナが落ち着いたら優しくアプリケーション料返して?ってお願いしようと思います。
こんな感じで 一歩間違えたらホームレスになるところでした。本当に危ない。
本当に今の物件がオッケー出てから一週間で外出規制出たんで。
もうこれが不幸中の幸いじゃなかったらなんなのか。
今のアパートに住み始めてから1週間半経ちましたがだいぶ落ち着いてきました。
ちなみに家賃は水道とゴミが込みで月1800ドル。これでもかなり安いです恐ろしいことに。
色々ありましたが最終的にここに決めてよかったです。(というかここしかなかったんだけどね)
今のところそんな特に大きな問題もなく平和に過ごしております。
次のブログではアパートを探す時の秘訣など紹介したいと思います。
皆さんも引きこもり生活頑張りましょうね。
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