MEGのLA留学日記

LA国民のだらだら日記

点字ブロックの日

みなさんこんにちは

ロサンゼルスでは雨が続いていて日本の梅雨のような気分です

3月にもなったらいつもだったら乾燥してて暑くて半袖シーズン始まって...といった感じなのですがなぜかセーターとジャケット着ています。

今年のカリフォルニアの雨は異常。

10月から2月の間で例年の1年分の雨が降ったそうな。いつもは茶色の山がオレゴン並みの緑。

 

そのような若干沈む気分の日々ですが今回のブログは点字ブロックのお話!

何が関係あるのさ、と思った方もいらっしゃるかもしれないですが、数日前に起こったちょっとした体験についてシェアしたいと思ったので。

 

私は今のリベラルアーツ大学でマーケティング専攻、グラフィックデザイン副専攻しています。グラフィックのコースで今回 Advertising Design というものを受講しています。いわゆる広告のデザインです。

 

クラスはスタジオスタイルで基本毎日自分のデザインのプロセスをプレゼンする、デザインする、といった流れです。今のプロジェクトはunconventional adといって一般的な広告とは違う広告を作る課題に取り組んでいます。インスピレーションボードを作って発表する時に私はレゴの点字ブロックを使った広告を入れました。

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レゴの点字ブロックを使った広告


視覚障害者のための点字ブロックの丸いボコボコがレゴとマッチするというシンプルながらもすごいクリエイティブな広告。元から存在する環境を使う、というところも参考にしたいです、といった風にしゃべっていたら教授に

「それって視覚障害者のためのものだったの!?知らなかった。」と言われました

一瞬目が点になりました。スーパの外でカートを押す時にボコボコが邪魔だなーっておもっていたんだよ、とまで言われました。

公共交通機関を使わず基本は車移動のロサンゼルスだから知らなかったのでしょうか?理由はよくわかりませんでしたがあまりにも多くの人が知らなかったことに驚きました。

最終的にはやっと点字ブロックの用途がわかってなんとなく罪悪感が湧いてきた、と教授...笑

授業の後に他の人にも聞いてみたところ数人点字ブロックの用途を知っている人に出会いました。だから全く知られていない訳ではないらしい。

日本人なら当たり前に知っていてアメリカに普通に存在しているものも一般のアメリカ人で知らない人が多いものなのか、と実感させられました。日本だとよく広告で点字ブロックを塞ぐな、とか、ものを置くな、とかいう広告を駅のプラットホームで見かけますがそういえばアメリカではみたことがない気がする。

バリアフリーに対しては結構繊細だと思っていたんだけどなあアメリカ。

信号だって渡る時に音なるし。

私の大学で建物に入るのに階段だけでスロープがないといって訴えられた、なんて話も聞いたことがあります。(建築専攻まであるのになんで元からなかったのかは謎)

でも道ボコボコだし公共のトイレとか音声案内ないし、自動ドア付きのいわゆる多目的トイレ、なんてものもあまりみた記憶がない。

 

 

そんな時にたまたまグーグルの検索エンジンのページが点字ブロックのイラストでした。クリックしてみたら3月18日は点字ブロックの日。

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点字ブロックの日のグーグルの検索エンジン

そして発明者は日本人とのこと。気になって調べてみたら岡山の発明家、三宅精一さんが発明し、1967年に初めて設置されたんだとか。

発明に関してやはり、日本は気づくところがアメリカとは違う。気遣いができるってやはり日本人として大事にしたいところだな、と思います。

参考までに記事貼っておきます

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c8f2106e4b0d7f6b0f5093a

意外なところでメイドインジャパン。私も一つ賢くなりました。

みんなに点字ブロックのことを広めてくれてありがとうグーグル。

 

今回もなんだか長いツイートみたいなつぶやきですが。

未だにアメリカの知らないことあるなーと思って。

次は大学の授業の内容の記事を書きたいと思っています。

 

 

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